そういや、こういうの書いたこと無いな

今年の抱負を語る前に、2010年俺アワードでも。

兎にも角にも、自分の2010年はコレクターズに始まり、コレクターズで終わったと言っても過言では無い。


自分でも、まさかワンマンライブ見に行くほどハマるとは思わなかった。
きっかけは2009年の年末に見た片山との2マン。
持っていたベスト盤は普通に愛聴してたので、いつかライブを見たいなあと思っていたところだった。


正直なところ、ライブ自体は特別すごいとは感じなかったのだけど、唯一無比のメロディセンス、そして50手前のおじさんから飛び出す甘酸っぱ過ぎる歌詞が見事に調和した曲のインパクトは強烈だった。
というわけで、後日、改めて昔の音源から聴いてみようと初期音源だけを集めたベスト版を聴いてみたところ。。


これ以上書くと今回の記事がコレクターズだけで終わってしまうので、また別の機会に改めて。

とりあえず一番新しいアルバムから。壮大だ。



■Gal Costa / 「Cantar」、「Gal-1969」

今年の猛暑は彼女の歌声で乗り切りった。
こちらもコレクターズ同様、名盤「india」を元々愛聴していたのだけれど、「Cantar」、ムタンチスがサポートしている「Gal-1969」を聴いてこの人の表現力の幅広さに驚いた次第。
退廃的な歌声はNICOに通じるものを感じるし、「Cantar」に収録されている「Lua, Lua, Lua, Lua」なんか本家カエターノより数倍心地よい。


姐さん、股!!

※ジャケがブラッククロウズの「アモリカ」っぽいのが特徴。

インディア

インディア



もう疲れたので、とりあえず2010年出たものでグッと来たものだけ列挙。

Brian Wilson / Reimagines Gershwin
御大さすがです。


星野源 / ばかのうた
ゲゲゲ


大貫妙子坂本龍一 /UTAU
暮れゆく年に。
何と言うか、2010年自分の身に起こった色んなものが、弱酸性の泡ぶくで浄化されていったような。

Wilco / Wilco
Feistが参加してる曲がすばらしい


大瀧詠一トリビュート
初音ミクメイドの曲ってあまり聴く機会がないのだけれど、HMOとかの中の人。による「あつさのせい」を聴いて初めて良いと思った。

オムニバス 1 ?大瀧詠一ファーストアルバム カバー集 ? EP

オムニバス 1 ?大瀧詠一ファーストアルバム カバー集 ? EP



あとライブでは、イレギュラーな形ではあるけれどフジに初参加できたり、ペイブメントや10cc、鈴木茂の花いちもんめとか、生で見ることはないだろうと思ってた人たちを奇跡的にたくさん見れた年であった。

そんな中一つ後悔があるとすれば、終バスの時間に焦って山口富士夫を見ずに、京浜ロックフェスからすたこら帰ったことぐらい。

ちなみに2010年に仕入れた情報の中で、最もどうでもよかったものは
ベッキーはドクロの柄が入った服を着ない」という情報